アンチエイジング療法
自己血オゾン療法とは? 保険外診療
血液を取り出してオゾン処理を施し、オゾンにより活性化された血液を体内に戻しいれることで、体全体の活性化を実現する治療法の1つです。
『オゾンと老化予防・健康維持』について
自己血オゾン療法はヨーロッパでは1957年から種々の難病治療に使用され、副作用もなく、自然治癒力を高めることによって大きな治療効果をもたれすことが各国の研究者から報告されています。
最近ではドイツ、オーストリア、スイス、イタリア、ロシア、英国等で広く行われ、現在までにのべ1億人以上の方々に良い結果がもたらされています。
英国では英国クイーンエリザベス女王の母君“クイーンマム” (英国皇太后の親称) も「自己血オゾン療法」を定期的に受けて老化予防に役立てていました。
この「オゾンを反応させた血液」を老齢者の血管に戻すオゾンセラピー(自己血オゾン療法)は健康維持に有効といわれてます。
左の写真は「英国の新聞」記事のドイツケルン新聞での紹介です。
『自己血オゾン療法』の実際
血液の作用は、大きく2つに分けられます。1つは栄養分を運ぶ機能。もう1つは酸素を運ぶ機能です。
自己血オゾン療法は、その酸素運搬能を高める治療法です。
血液を100ccほど採血し、これに30%程度のオゾンを混ぜることで血液中のヘモグロビンに大量の酸素が結びつきます。
この十分に酸素が結びついた血液を再び体内に戻すことで体中の細胞に十分な酸素が行き渡ります。
疲労して酸素不足になった筋肉を内側から揉みほぐすように、強い肩こりもたちまち改善します。
また肝臓や腎臓などへの血流が改善し、全身の代謝が活性化されます。
さらには脳梗塞や心筋梗塞など酸素不足に陥った細胞にも、十分な酸素を供給する事で治療やリハビリに応用されます。
このような病気の改善のみならず、スポーツ選手の運動能力向上にも有効です。
薬剤を使うことなく筋肉へ十分な酸素を供給することで、筋力の増強や持久力の向上がもたらされます。
現代人は、めまぐるしい生活、ストレスの増大、不規則でバランスの悪い食生活など、血液自体が不健康になりがちです。
その血液そのものに十分な酸素を結び付ける画期的療法がこの「自己血オゾン療法」です。
自己血オゾン療法前後のサーモグラフィーでの変化
※患者様の承諾を得て掲載しております
※クリニックデータ
43歳女性、身長158.8cm、体重50.3kg、冷え性、リウマチ
自己血オゾン療法 オゾン投与量4000μg(2009.12/10施行)室温25℃
治療内容 | サーモグラフィーは自己血オゾン療法の治療前と1回の治療直後に行っています。 |
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オゾンによる副作用 | この方は重篤な副作用は見受けられていません。 |
料金 | 16,600円(税抜) |
46歳女性、身長153.6cm、体重55.5kg、冷え性、乳がん術後
自己血オゾン療法 オゾン投与量4000μg(2009.12/17施行)室温24℃
治療内容 | サーモグラフィーは自己血オゾン療法の治療前と1回の治療直後に行っています。 |
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オゾンによる副作用 | この方は重篤な副作用は見受けられていません。 |
料金 | 16,600円(税抜) |
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- OSテスト(図1)
- 活性酸素代謝産物に属する酸化代謝物であるヒドロペルオキシド(ROOH)の血中濃度を表しています。
- 8-OHdG(図2)
- 8-hydroxy-2‘-deoxyguanosine(8-OHdG)はDNAを構成する塩基の一つdeoxyguanosine(dG)の8位がヒドロキシル化された構造を持つ、細胞内のDNA酸化損傷マーカーです。
- APテスト(図3)
- APテストは、第二鉄(Fe3+)イオンを第一鉄(Fe2+)イオンに還元できる抗酸化力の血中濃度を測定しています。これは還元力を有する物質(尿酸やアスコルビン酸,タンパク質,α-トコフェロール,ビリルビンなど)の還元力を総合的に測定しています。
<当院での結果>
- 図5
- 図6
詳しくはこちら - 図7
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結語:自己血オゾン療法は末梢循環の血流を改善させます。また身体を錆びつかせ、老化や生活習慣病、がんなどの元凶である活性酸素やフリーラジカルを減らし、抗酸化力を増加させます。
この治療を継続することで血管内皮機能や動脈硬化の改善、基礎代謝率の向上が期待できます。
自己血オゾン療法をご要望の方は、お気軽にご相談ください。(治療はご予約制となります)
治療内容 | 目安の頻度 | 疲労回復なら2ー4週間に1回 悪性腫瘍なら週2回ほど |
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検査 | G6PD、甲状腺機能 治療を受けるにあたり、これらの事前検査が必要です |
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費用 | 16,600円(税込) | |
事前検査 | G6PD検査 3,000円(税込)、甲状腺機能検査 2,500円(税込) | |
自己血オゾン療法 の効果 |
1. 体内の酸素化 2. 末梢血流の増加 3. 免疫機能の向上 4. 細胞の活性化 5. 抗酸化力の向上 6. 基礎代謝の向上 |
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治療効果の期待 できる疾患 |
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オゾンによる副作用 | 当院では重篤な副作用は見受けられません。しかし、以下の副作用が予想されます。 オゾンの投与量が過多であった場合、施術後にだるさを感じることがあります。このだるさは、特別な処置をしなくても、約12〜24時間程度で改善されます。 |
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使用する抗凝固剤 による副作用 |
ヘパリンナトリウム (重大な副作用(頻度不明)) |
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クエン酸ナトリウム | しびれ | |
未承認医薬品等であることの明示、入手経路等の明示 | 本治療に用いる未承認医療機器は、医薬品医療機器等法上の承認を得ていないものですが、「医師等の個人輸入」により適法な輸入許可を得ています。日本では、未承認医療機器を、医師の責任において使用することができます。未承認医療機器についての情報「個人輸入において注意すべき医薬品等について」もご覧ください。 | |
国内の 承認医薬品等の 有無の明示 |
本治療に使用できる同一の性能を有する他の国内承認医療機器はありません。 | |
諸外国における安全性等 に係る情報の明示 |
本治療に使用するオゾン発生機、その専用器具は、EU内における医療機器として認証されたものです(認証年月日:1993年6月14日)。 | |
オゾンの潜在的な毒性:オゾン療法の副作用および禁忌 | ※オゾン療法について網羅的に記載されている『オゾン療法』 第2版 第7章(オゾンの潜在的な毒性:オゾン療法の副作用および禁忌)より以下抜粋
<禁忌> ・G6PD欠損症 ・甲状腺機能亢進症(コントロールされていない場合) ・妊婦(安全性が確立されていません) |