福岡市南区高宮にあるおおた内科消化器科クリニックの脂肪排出系ダイエット薬のページです。

メディカルダイエット

脂肪排出系ダイエット薬(オルリスタット)とは? 保険外診療

オルリスタットとは オルリスタット(一般名)はFDA認可(米国食品医薬品局:米の厚労省認可にあたる)された安全性の高い今米国で話題のダイエット薬です。
摂取した脂肪分の25%を吸収できなくすることで、食事療法単独よりも、減量効果が50%アップします。
身体が脂肪分を吸収することができるように、通常、リパーゼという消化酵素は食物から脂肪を分解します。オルリスタットの有効成分は、リパーゼの脂肪分解の働きを制御し、摂取した脂肪の4分の1を吸収させずに体外に排出させます。


脂肪排出系ダイエット薬の実際

脂肪排出系ダイエット薬は保険適応外となります。詳しくはクリニックまでお問合せ下さい。


①中枢神経系に作用しないため安全ですが、脂溶性ビタミンの吸収も阻害されますのでビタミンA,D,
 E,K,βカロテンの摂取が必要です。
②当院では、2種類の医療用ダイエット薬(オルリスタット、マジンドール)をご用意しており、
 生活スタイルに合ったダイエット薬を選択することで、効率よく痩せるように工夫します。
※マジンドール(一般名)は、摂食中枢に直接作用して食欲を抑制し、摂取カロリーを抑え、その結果、減量効果を来すダイエット薬です(但し,保険適応は、食事運動療法で効果が不十分な高度肥満症の患者のみです)、内服は最長3ヶ月までですが、2~2.5ヶ月で耐性ができ、食欲が戻ります。また内服時にお酒を飲むと悪酔いしたり、ひどい二日酔いを招きます。

治療内容 目安の頻度 1日1カプセルを3回(朝・昼・夜)
食事の直前・食中・食後1時間以内のいずれかのタイミングで服用
検査 無し
費用 約1ヶ月分 15,000円(税込)
オルリスタットの効果 ・ 有効成分である「オルリスタット」は、リパーゼ(消化器官で脂肪を分解、蓄積する酵素)を働かなくすることで、脂肪の吸収をカットする性質があります。
食事前に服用することで、食事の中の油分約30%を吸収せずに体外へ排出します。
副作用について ●オルリスタットの油漏れ
オルリスタットの主成分はそのほとんどが脂肪分と一緒に便として排出されるため、副作用の心配はしなくても大丈夫です。ですが、脂肪分の消化吸収を阻害する関係上、油分を多く含んだ便を排出するために、下痢にもなりやすい、といった事があるかもしれません。また、お腹のガスと一緒に便が出やすいというようなことも考えられます。この症状は、約一週間から一カ月ほどで収まるので、服用し始めの慣れないうちはお尻にティッシュを詰めたりオムツを使用したり、外出を控えるなどの対策をお勧めします。

●ビタミン不足になるかも
本来、脂肪吸収時に一緒に吸収されるはずの脂溶性ビタミン(A.D.E.K)やβカロテンがオルリスタットの服用によって抑えられることで栄養不足を引き起こしてしまう可能性があります。
オルリスタット服用の際には効果時間である、前後2時間ほど間隔をあけて医療補助剤などで栄養素を補うようにすると良いでしょう。このような薬の内服による避けがたい副作用以外には、重篤な副作用は現在報告されていません。
また、非常に稀な例ではありますが、肝臓の障害、胆石症、腎臓の障害というような副作用があらわれる場合があります。
相互作用 脂溶性ビタミン(A,D,E,K) 脂溶性ビタミンの吸収が弱まるおそれがある
アミオダロン アミオダロンの血漿レベルが下がることある
抗てんかん薬 てんかんが発症したとの報告がある
ヨウ素、レボチロキシン 甲状腺機能低下が発症するおそれがある
オルリスタットを
服用できない方
●オルリスタットには禁忌・併用禁忌薬があります。
・妊娠中、あるいは妊娠の疑いがある方
・授乳中の方

オルリスタットの内服により、胎児・幼児の発育に十分な栄養が摂れなくなる可能性があるため服用はしないでください。
また以下の方も、服用することはできません。

・消化吸収、肝臓や腎臓などに問題のある方
・胆石症などを患っている方
・過去にオルリスタットを服用しアレルギー症状が出た方

常用されているお薬がある場合にはオルリスタットを服用する前に医師に確認を取るようにしてください。
(例:ワルファリン、ワーファリン、ヘパリンなど(経口抗凝固剤)、抗てんかん薬、シクロスポリン、アミオダロン、チラージンなど)
未承認医薬品等であることの明示、入手経路等の明示 本治療に用いる未承認医療機器は、医薬品医療機器等法上の承認を得ていないものですが、「医師等の個人輸入」により適法な輸入許可を得ています。日本では、未承認医療機器を、医師の責任において使用することができます。未承認医療機器についての情報「個人輸入において注意すべき医薬品等について」もご覧ください。
国内の承認医薬品等の有無の明示 本治療に使用できる同一の性能を有する他の国内承認医療薬品はありません。

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